
「本を耳で聴く」ってどうなんだろう?
オーディオブックの効果やデメリットを知りたい!
こんな疑問をサクッと解決します。
・オーディオブックとは?【本を耳で聴くってどういうこと?】
・オーディオブックの効果【メリット】
・オーディオブックのデメリット
・オーディオブックを聴き始めるまでの流れ【まずは無料お試しから】
メンタリストのDaiGoさんもプライベートで愛用している「オーディオブック」。
「本を聴く」という習慣がない方からすると、「本の内容がしっかり頭に入ってくるの?」と疑問に持つかもしれませんね。
先に結論から言うと、「オーディオブック」は正直万人受けではないかも…。
私には効果アリでしたが、人によってはおすすめできません。
理由は以下の通り。
- オーディオブックは繰り返し聴くことで効果が得られるので、1回で内容を覚えたい人には向いていない
- 飛ばし読みや読み返しができなくて不便に感じることがある
- イラストや図解がないと理解ができないような内容の本では使い物にならない
逆に、「飛ばし読みの必要がなく、繰り返し聴いて脳に叩き込みたい」という本が1冊でもある方には、「オーディオブック」を試さない手はありません。
オーディオブックは「速聴・多読」が可能で、「記憶への定着力」が圧倒的に優れているのが特徴
日常のスキマ時間にオーディオブックを垂れ流しておくことで、1冊1冊の本の内容をより深く理解することができるんですよね。
とはいえ、オーディオブックは月額料金がかかるサービス。
実際に購入して「イメージと違う」とならないように、無料体験サービスから始めることをおすすめします!

前置きが長くなりましたが、さっそくオーディブルの特徴から解説していきますね!
そもそもオーディオブックとは?どうやって使うの?

オーディオブックは、一言でいうと「聴く本」のこと。
有名な声優・俳優などの「プロのナレーター」が本の内容を読み上げてくれるのが最大の特徴ですね。
つまり、自分の「耳」さえ空いていれば、両手・両目がふさがっていても読書ができます。
ぶっちゃけ、普通に生活していれば「耳が空いている時間」って結構あるんですよね。
- 通勤・通学などの移動中
- 運動中(外でのジョギングやジムでのトレーニングなど)
- 家事(料理や掃除)をしながら
- 車の運転中
- 寝る前に(部屋が暗い状態)
- 在宅ワーク中
- 様々な作業中(絵を描いたりパソコンで仕事したり)
ぱっと思い浮かんだだけでもこれだけのシーンで「本を聴ける時間」がある。
これは、「目で読む本」では実現が難しいですよね。
「紙の本」や「電子書籍」などでは読書が難しいシーンでも、「場所やシーンを問わずにストレスなく読書ができる」のがオーディオブックというわけです。

さすがに「学校の授業中」とかは聴いちゃだめですよ。(笑)
オーディオブックの効果【本を耳で聴くメリット】

オーディオブックの効果(メリット)は以下の通り。
- 好きなタイミングでの読書が可能
- 文字を読むのが苦手な人でもストレスフリーで本を楽しめる
- 本の内容が圧倒的に記憶に定着しやすい
- プロのナレーターが朗読してくれるから内容がよりリアルに想像できる【特に会話形式の本】

順に解説していきますね!
好きなタイミングで読書することができる【ながら読書で時間の有効活用が可能】
これが最大の特徴ですね。
先ほども説明しましたが、オーディオブックは「耳」さえ空いていれば、他のことをしながらでも本を聴くことができます。
- 家事をしながら
- 運動をしながら
- 運転をしながら
- 通勤・通学をしながら
両手や両目がふさがっているシーンが多く、なかなか本を読めないという方でも時間を使うことなく本の内容を学べるのは嬉しいですよね。
わざわざ時間を作って読書をしているわけではないので、単純に時間を2倍有効活用しているようなもの

実際に僕も社会人で仕事をしていますが、「読書をする時間」を設けることなく「本を聴く」ことで日々学ぶことができていますよ!
文字を読むのが苦手な人でもストレスフリーで本を楽しめる【目を使わないから疲れない】
そもそも本を読まない人の中には、「文章を読むのに抵抗がある」という方も少なくありません。
- 長い文章を読むのが面倒くさい
- 「本を読む」という行為に入るまでが億劫
- 目が疲れやすくて、文章を読むのが大変
- 仕事の疲れで文章を読む気力がない
- 分厚い本だとすぐに挫折してしまう
上記のような方は、オーディオブックなら「本を読む抵抗」がなく読書にチャレンジできるかも!
「自分が読む」のではなく、「朗読してくれている内容を聴く」のがオーディオブック
「本を開くのが面倒くさい」・「疲れている」という状況でもストレスフリーで本を楽しめるのは大きな魅力ですね!
本の内容がより記憶に定着しやすい【DaiGoさんも実践している速聴・多読が可能】
まず、オーディオブックを生活に取り入れると、間違いなく「読書する機会」は増えます。
生活の中で「耳が空くスキマ時間」があれば本を聴くことができるからですね。
つまり、意識していなくても「本の多読」が可能
合わせて、オーディオブックには「倍速再生の機能」がついています。
通常の2~3倍以上の速度で本を聴くこともできるので、サクッと1冊読んでしまうことも可能。
通常の速度で5時間ほどかかる本でも、2倍速で聴けば2時間半ぐらいで読み終えちゃいます。
また、オーディオブックは本とは違って聴くだけなので、カンタンに何度も読み返せますよね。
- 通常の速度で1~2回聴く
- 2倍速程度で数回聴く
- 3倍速以上で聴く
こんな感じで読書スピードを徐々に上げながら繰り返し聴くことで、本の内容をまるっと記憶に定着させることが可能。
実はこのロジックは、あのメンタリストのDaiGoさんが実際に使っている本のインプット法なんです!
※11分50秒あたりから解説が入ります
簡単にまとめると、倍速で繰り返し聴くことにより、脳に負担をかけることで半強制的に本の内容をインプットするというもの。

上記のようなインプット法は「速聴」・「多読」ができるオーディオブックだからこそ実現が可能なこと。
また、この方法は本を読むのとは違い、ナレーターが朗読してくれます。
つまり「人の声を聴いて脳にインプットしている」ので、自分自身でも「聴いたまま話せる」ようになるんですよね。
「本の内容を話せるようになる」=「トークスキルが上がる」
こういったメリットもあるわけです。
会話文においての想像がしやすい【有名な声優や俳優がガチで朗読】
セリフや体験談のように「人の感情がでてくる本」は、オーディオブックで聴くとより楽しめるんですよね。
理由は、有名なナレーター(声優・俳優・女優)が感情をこめて朗読してくれるから
私自身、本を読んでいるときは「感情が分かりにくい」場合や「なんとなく流れで読んでしまう」といったことがちょくちょくあります。
しかし、オーディオブックならプロが朗読してくれるので、登場人物の感情が伝わりやすく、よりリアルに本の内容を楽しめるのが大きなメリット。
・大塚 明夫(おおつか あきお)
・諏訪部 順一(すわべ じゅんいち)
・森久保 祥太郎(もりくぼ しょうたろう)
・日野 聡(ひの さとし)
・高橋 李依(たかはし りえ)
・花澤 香菜(はなざわ かな)
・雨宮 天(あまみや そら)
・杏(あん)
・城田 優(しろた ゆう)
・上白石 萌音(かみしらいし もね)
などなど
上記はほんの一部。
また、オーディオブックサービスによっても出演しているナレーターさんは違うので、しっかり比較しましょうね。
個人的に大塚明夫さんが朗読している「走れメロス」はまじで鳥肌モノ…。
「本を聴いている」という感覚ではありません。
迫力のある演劇を最前列で見ている感覚に近いですね。
>>サンプルを聴いてみたい方はコチラ
オーディオブックのデメリット【本を耳で聴くマイナス効果】

次にオーディオブックのデメリットを紹介していきます。
記事の初めに「オーディオブックは万人受けはしないかも…。」と書かせていただいた理由がこちらですね。
- 書籍よりも扱っている本の種類が少ない
- 1回聴くだけでは内容は頭に入りにくい
- 耳で聴くには向かない本もある
- 本の読み飛ばし・読み返しがしにくい【目的のページにすぐに飛べない】

後悔しないようにしっかり見ておきましょうね!
書籍よりも扱っている本の種類が少ない
つまり、自分が耳で聴きたい本がオーディオブックでも扱っているとは限りません。
「書籍で販売」してから「ナレーターが朗読する」という流れで出来上がるので、当然といえば当然。
傾向としては、ロングセラーの本や人気のビジネス書、話題になった本などが優先的にオーディオブック化されているイメージですね。
また、契約する「オーディオブックサービス」によっても扱っている作品数や種類は違うので、しっかり確認してから選びましょう。

ちなみに取り扱い冊数が一番多いのは、Amazonオーディブル!
1回聴くだけでは内容は頭に入りにくい
というのも、オーディオブックは紙の本と違って「自分のペースで本を聴けないから」ですね。
普通に読書をしているときは、気になるところは時間をかけてじっくり読むような場面とかありませんか?
オーディオブックって「ゆっくり読みたい部分」でも変わらないペースで朗読されるんですよね…。
また、ながら聴きをしていると聞き逃してしまう場面もあると思います。
- ゆっくり読みたい部分でも朗読のペースに合わせなければいけない
- ながら聴きで聞き逃す場面がいくつかある
- わからない単語が途中ででてきた
上記のような要因が重なると、1回で本の内容を理解できないことも増えるでしょう。
オーディオブックはあくまで「繰り返し聴いて理解する本」
「1回聴けば内容を理解できるモノ」と思っていると、「購入したけどイマイチ分かりにくい」という感想になりかねませんので注意。
小説などの「物語になっているもの」は、1回聴くだけでも楽しめますので、あくまで「聴くジャンル」によって変わりますよ!
耳で聴くことに向かない本もある
耳で本を楽しむことのできるオーディオブックですが、以下のような本を読む際は注意が必要。
- イラストや図解がないと理解ができない内容
- 聞きなれない難しい言語が並んでいる内容
- 会話調がほとんどなく、事実のみが羅列されている内容
「イラストや図解」が内容を理解するうえで大事な本の場合、「目」を使わず「聴くだけ」のオーディオブックだとほぼ厳しいでしょう。
また、紙の本なら聞きなれない単語が出てきても「文字をみてなんとなく意味が分かる」っていう場面ありませんか?
オーディオブックだと難しい単語が出てきたときに、前後の文脈から瞬時に意味を想像できなければ、どんどん内容が分からなくなってしまう場面もあります。
「目で見ても内容を理解するのに時間がかかるような本」はオーディオブックではほぼ理解できない可能性大なので、注意しましょう。
本の読み飛ばし・読み返しがしにくい【目的のページにすぐに飛べない】
紙の本の場合、好きなようにパラパラめくることができますよね。
「読みたい章」や「読みたいページ」があればすぐに飛べるのが「紙の本」の魅力。
オーディオブックもチャプター分けはされていますが、具体的な内容の表示はされていないので、紙の本のようにサクッと「読み飛ばし」や「読み返し」をするのは難しいです。
「要点だけサクッと読みたい」・「内容を振り返りながら読みたい」という方は紙の本や電子書籍のほうが向いていますね。
オーディオブックはあくまで、「繰り返し聴けて本の全体像をしっかり記憶に定着できる」のが強みであることを覚えておきましょう。
オーディオブックを聴き始めるまでの流れ【まずは無料お試しから】

ここまでオーディオブックの「効果」や「デメリット」を紹介してきましたが、「人によって感じ方はそれぞれ違う」というのが正直なところ。
ぶっちゃけ使ってみなければ「自分にとっていいモノかどうか」はわかりませんよ。
とはいえ、オーディオブックは「無料」でサクッと「お試し体験」できるので、スマホさえあれば今すぐにでも使ってみることができます。
STEP1:オーディオブックサービスを選ぶ【無料期間ありのサービス】
STEP2:対象のオーディオブックサービスのアプリをスマホに入れる
STEP3:契約したオーディオブックサービスのサイトから好きな本をダウンロードする
STEP4:STEP2で入れたアプリを通して実際に聴いてみる
こんな感じで聴けます。
実際に何冊か聴いてみて「自分には合わないな」と感じたら、無料期間に解約すればお金はかかりません。
リスクがないので、お試しするのに迷う理由がないんですよね。
オーディオブックサービスはたくさんありますが、はじめは以下の2社から選べばOK!
✅ Amazonオーディブル(月額1,500円)
⇒無料期間あり。毎月好きな本(金額問わず)を1冊DL可能。(無料期間中に解約しても、DLした本はアプリで聴き続けられる)
✅ audiobook.jp聴き放題 (月額750円の聴き放題プラン)
⇒無料期間あり。月750円で約1万冊の中から本を読み放題。(解約後は読み放題プランでDLした本の利用は不可。)

個人的に初めは「Amazonオーディブル」がおすすめ!
理由は「解約した後でもDLした本は聴き続けられるから」ですね。
無料期間にDLすれば、タダで1冊本をもらえているのと同じです。
オーディオブックサービスを損せずに契約する流れは次の通り。
- Amazonオーディブル
で好きな本を無料で聴いてみる
- オーディオブックサービスそのものを継続するかを検討
- 継続するなら、audiobook.jp聴き放題
をお試し(この際、Amazonオーディブルの無料期間が終わりそうならいったん解約する)
- 両社を比較して、気に入ったサービスを月額料金を支払って正式に契約

これで失敗することはまずないですね。
まとめ

以上、本は聴く時代!?オーディオブックの効果とデメリットを徹底解説!をお送りさせていただきました。
最後に内容をまとめておきますね。
オーディオブックとは?
耳で聴く本。プロのナレーターが朗読してくれるので、場所やシーンを問わず、耳が空いていればストレスなく読書ができるアイテム。
オーディオブックの効果(メリット)
- 好きなタイミングでの読書が可能
- 文字を読むのが苦手な人でもストレスフリーで本を楽しめる
- 本の内容が圧倒的に記憶に定着しやすい
- プロのナレーターが朗読してくれるから内容がよりリアルに想像できる【特に会話形式の本】
オーディオブックのデメリット
- 書籍よりも扱っている本の種類が少ない
- 1回聴くだけでは内容は頭に入りにくい
- 耳で聴くには向かない本もある
- 本の読み飛ばし・読み返しがしにくい【目的のページにすぐに飛べない】
オーディオブックを聴き始める流れ【4ステップ】
STEP1:オーディオブックサービスを選ぶ【無料期間ありのサービス】
STEP2:対象のオーディオブックサービスのアプリをスマホに入れる
STEP3:契約したオーディオブックサービスのサイトから好きな本をダウンロードする
STEP4:STEP2で入れたアプリを通して実際に聴いてみる
はじめはAmazonオーディブルで無料体験するのがおすすめ。