
格安SIMのLINEモバイルって実際どうなの?

LINEモバイルのメリット・デメリットを知りたいな!
こんな疑問を解決いたします。
・LINEモバイルはどんな人におすすめか
・LINEモバイルはどのような会社か
・LINEモバイルの料金プラン
・LINEモバイルのメリット【5つ】
・LINEモバイルのデメリット【5つ】
LINEモバイルは、あの「LINEアプリ」を提供している「LINE株式会社」の子会社。
LINEアプリを使う際にデータ量を消費せずに使うことができ、かつ料金も安い格安SIMとしても有名ですね。
結論から言いますと、LINEモバイルは「主にSNSサービス中心のスマホの使い方で格安に使いたい人」向けの格安SIM会社です。

以下で説明させていただきますね。

LINEモバイルはどんな人におすすめ?

LINEモバイルのプランがおすすめな人はどんな人でしょう?
LINEモバイルがおすすめな人!
- 通常の通話やゲームなどのアプリをあまりやらない人
- SNS中心のスマホの使い方をしている人
- 「通信速度が多少遅くなってもいいからとにかく安くしたい!」という人
LINEモバイルは基本プランが格安で使え、オプションをつけることによって対象のSNSサービスが使い放題になるという特徴があります。
また、LINE通話もデータをカウントしないので、スマホの使い方が「LINEでの連絡」やTwitterなどからの「SNSからの情報収集」がメインなのであればかなりおすすめな格安SIM会社です。
LINEモバイルは、大容量プランを提供していないので、YouTubeなどの動画を外で見たり、「ネットサーフィンをたくさんする」という人にはあまり向いていません!
LINEモバイルってどんな会社?

では、LINEモバイルはどんな格安SIM会社でしょうか?
LINEモバイルは、LINEモバイル株式会社が提供している格安SIMで、会社の株主構成を見ると、「ソフトバンク」と「LINE株式会社」がいます。
ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線の3つを借りている格安SIM会社なので、現在使っているスマホをそのまま使いたいという人は回線を選びやすくていいですね!
「ソフトバンクの子会社」ということもあり、「回線に費用をかけている」という点から、3回線の中では「一番ソフトバンク回線が安定している」という話もありますよ。
LINEモバイルの格安な料金プラン

LINEモバイルの料金プランは、大手携帯会社(au、ドコモ、ソフトバンク)と比較するとかなり格安で使えます。
2020年2月19日から新プランが始まり、とてもシンプルな料金形態になりました。
LINEモバイル料金形態
ベーシックプラン+データフリーオプション
上記に加えて、必要であればスマホ端末の保証などのオプションをつけることもできます。
以下で説明させていただきます。
LINEモバイルのベーシックプラン
LINEモバイルの基本的な料金プランは以下です。
SIMタイプ | データ容量 | 月額利用料 |
音声通話SIM | 500MB | 1,100円/月 |
3GB | 1,480円/月 | |
6GB | 2,200円/月 | |
12GB | 3,200円/月 | |
データSIM(SMSつき) | 500NB | 600円/月 |
3GB | 980円/月 | |
6GB | 1,700円/月 | |
12GB | 2,700円/月 |
LINEモバイルのプランの魅力は、ベーシックプランのすべての中に「LINEデータフリー」が含まれていることです。
LINEデータフリーとは?
LINEアプリの使用にて、月間データ通信量(パケット容量)を消費せずに利用できるサービスのこと
つまり、音声通話SIM3GBの場合
「月々3GB+LINE使い放題」で1,480円/月
ということになります。
*通話かけ放題が欲しい方は、月々880円で専用のアプリからなら1回10分以内であればかけ放題である「10分かけ放題オプション」をつけることも可能!
このベーシックプランに以下で説明させていただく「データフリーオプション」をつけるとより多くのSNSサービスが使い放題になります。
LINEモバイルのカウントフリーオプション
次にLINEモバイルのベーシックプランにつけるとお得に使える「カウントフリーオプション」について解説させていただきます。
カウントフリーオプションとは?
カウントフリーオプションをつけることによって、「LINEアプリ以外の対象SNSサービス」もデータ消費をカウントせずに使うことができるようになる!
*初めに言っておきますが、500MBのプランではデータフリーオプションをつけられないので注意!
データフリーオプションには、「SNSデータフリー」と「SNS音楽データフリー」の2種類があります。
SNSデータフリー
✅ 月額280円
【対象SNSサービス】
・LINE
・Twitter
・Facebook
SNS音楽データフリー
✅ 月額480円
【対象SNSサービス】
・LINE
・Twitter
・Facebook
・instagram
・LINE music
データフリーオプションを使うことによって、主要のSNSサービスが使い放題になるので、3GBなどの小容量プランでも安心して使うことができますね。

3GBのベーシックプランに「SNS音楽データフリー」をつけても、月々1,980円(税抜き)で使えるのは破格ですよね…!
LINEモバイルの5つのメリット

格安で使えるLINEモバイルですが、大きなメリットが6つありますので紹介させていただきます。
LINEモバイル5つのメリット!
- SNSがストレスなく使い放題!
- 3GBプランが他の格安SIMに比べても特におトク!
- 最低利用期間がない
- LINEアプリの機能をフルで使い放題
- テザリングオプションが無料で使える
以下で解説いたします。
【メリット1】SNSがストレスなく使い放題
LINEモバイルのデータフリーオプションを使えば、格安でSNSが使い放題になります。
また、LINEモバイルのデータフリーオプションは常に高速通信で使えることがメリット!
データ通信量を使い切って通信制限がかかったとしても、データフリーオプション対象のサービスは通信制限がかからずに快適に使えるので魅力的なサービスですよね!
【メリット2】3GBプランが他の格安SIM会社と比べてもお得
LINEモバイルのベーシックプラン3GBは他の格安SIMの3GBプランよりもお得に使えます。
✅ ワイモバイル=2,680円
✅ UQモバイル=1,980円
✅ マイネオ(Aプラン)=1,510円
✅ OCNモバイルONE=1,480円
✅ IIJmio=1,600円
*上記は、キャンペーン割引等を含めてはいないので、そういったものも含めれば多少は違いが出ますので注意。

基本のベーシックプランの料金だけを比較すれば、「3GB+LINE使い放題」という条件で「OCNモバイルONE」と同じ最安レベルの料金で使えるのは魅力的ですよね!
【メリット3】最低利用期間がない
LINEモバイルのプランは現在、最低利用期間というものがありません。
また、解約金についても2020年2月19日以降にLINEモバイルを契約された方なら利用期間にかかわらず解約手数料1,000円で済みます。
【メリット4】LINEアプリの機能をフルで使える
LINEモバイルは、LINEアプリの機能をフルで使うことができます。
✅ LINEアプリがカウントフリー
✅ LINEの年齢認証機能が使える

以下で解説していきますね。
LINEアプリのデータ通信がカウントフリー
LINEアプリでは、トーク・通話・ビデオ通話などの連絡手段がありますが、これらのサービスがデータカウントフリーになります。
トークはわかりますが、通話とビデオ通話も使い放題なのは驚きですよね!

「LINEで連絡を取れる人がほとんど」ならば、電話かけ放題のオプションをつけなくても大丈夫そうだね!
LINEのデータカウントフリーの詳細はこちら
LINEアプリの年齢認証機能が使える
LINEモバイルは、大手携帯会社と同じようにLINEアプリの年齢認証機能が使えます。
LINEアプリの年齢認証機能とは?
LINEアプリにおける年齢認証機能は、次の場合に使います。
✅ LINEのID検索
✅ 電話番号検索
昔の友人や最近あっていない人とLINEアプリでつながりたいときに上記の機能が使えるととても便利!
つまり、未成年がトラブルに巻き込まれないように各携帯会社の年齢判定のサービスを利用して年齢認証が施されているというわけです。

格安SIM会社のほとんどは、この「LINE認証機能」を使うことができませんので、こういった機能が使えるのはうれしいですよね!
【メリット5】テザリングオプションが無料で使える
LINEモバイルでは無料でテザリングオプションが使えます。
また、データフリーオプションに加入していればテザリング先の端末でもSNSデータカウントフリーで使うことができます。
*SIMフリー端末ならばテザリング機能を利用可能。
しかし、ドコモ、au、ソフトバンクで購入した端末は一部利用できないものもありますので、動作確認端末を確認してください。
LINEモバイルの5つのデメリット

次にLINEモバイルの5つのデメリットを紹介させていただきます。
LINEモバイル5つのデメリット!
- 専門のショップがない
- 大手携帯会社よりも通信速度が遅い
- 24時間かけ放題がない
- 最新機種をほとんど扱っていない
- キャリアメールアドレスが使えない
以下で解説させていただきます。
【デメリット1】LINEモバイルにはショップがない
LINEモバイルを含めたほとんどの格安SIM会社には、大手携帯会社(au、ドコモ、ソフトバンク)のような専門の携帯ショップがありません。
基本的にWEBでお申込みするか、家電量販店で契約することになります。
「対面での契約でないと不安」という方や、「契約後のアフターフォローがほしい」という方にはLINEモバイルはあまりおすすめはできないので要注意。
逆に大手と変わらないようにアフターフォローもしっかり受けたいのであれば、以下の2社のいずれかを選べばOK!
【デメリット2】LINEモバイルは大手携帯会社よりも速度が遅い!?
LINEモバイルを含めた格安SIMの多くは、大手携帯会社と比べて通信速度が遅くなることがあります。

え、なんで速度が遅くなるの?

格安SIM会社は「大手携帯会社の通信回線の一部を借りている」から、昼時や深夜などのみんながスマホを使う時間帯になると、どうしても込み合っちゃうんだよ!
ただ、込み合う時間帯に関しては、Wi-fiにつなげれば問題はないかと思うのでそういった環境がある方は併用すればいいかと思われます。
【デメリット3】LINEモバイルは24時間通話かけ放題がない
LINEモバイルには、24時間かけ放題オプションがありません。
また、10分かけ放題のオプションも金額的には割高なので、LINE電話を使えない仕事などで長電話をよくする人だと通話代が高くなる場合があるので、要注意。
【デメリット4】最新機種を扱っていない
LINEモバイルで扱っている機種は、大手携帯会社にあるような最新機種やハイスペックな機種をあまり扱っておりません。
なので、LINEモバイルで販売していない機種を使いたい場合は以下の2つの方法でスマホを準備しましょう。
- SIMフリー端末を準備する
- 大手携帯会社で使っていた機種をそのまま持ち込んで契約する
大手で使っていた機種をそのまま持ち込んで契約する場合は、「SIMロック解除」という手続きが必要なので注意。
「SIMロック解除」についてよくわからないという方は以下の記事を参照にしてください。
>>>知らないと損!?SIMとはなにかをわかりやすく徹底解説
【デメリット5】キャリアメールアドレスが使えない
大手携帯会社からLINEモバイルにお乗り換えすると、キャリアメールアドレスが使えなくなります。
キャリアメールアドレスとは?
- au:@ezweb.ne.jp
- ドコモ:@docomo.ne.jp
- ソフトバンク:@softbank.ne.jp
「格安SIMに変えても今までのメールアドレスは引き継げると思ってたので後悔した」という人も中にはいますので、「メールアドレスは必ず変わる」ということは覚えておきましょう。
まとめ

以上、LINEモバイルはどんな人におすすめ?メリットとデメリットを5つずつ解説!をお送りさせていただきました!
内容をまとめておきます。
LINEモバイルがおすすめな人
- 通常の通話やゲームなどのアプリをあまりやらない人
- SNS中心のスマホの使い方をしている人
- 「通信速度が多少遅くなってもいいからとにかく安くしたい!」という人
LINEモバイルはどんな会社か
・「LINE株式会社」が提供している格安SIM。
・ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線の3つを借りている格安SIM会社。
・LINEアプリをはじめとしたSNSサービスを快適に使えるサービス内容を提供
LINEモバイルのメリット
- SNSがストレスなく使い放題
- 3GBプランが他の格安SIM会社と比べてもおトク
- 最低利用期間がない
- LINEアプリの機能をフルで使える
- テザリングオプションが無料で使える
LINEモバイルのデメリット
- LINEモバイルにはショップがない
- 大手携帯会社よりも通信速度が遅い
- 24時間通話かけ放題がない
- 最新機種や高性能の機種をあまり多く扱っていない
- キャリアメールアドレスが使えない
格安SIMを選ぶ際は、プラン・通信速度・月額料金をしっかりと比較してから後悔のないように選びましょうね。
最後に、他の格安SIM会社も詳しく知りたい!という方は以下の記事を参照
>>>【2020年】格安SIMを選ぶ基準は?現役販売員がガチでおすすめする格安SIM3選
今回は以上です。
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