
月々のスマホ代を安くしたいんだけど、どういった部分を見直せばいいのかな?

なんでスマホ代の支払いこんなに高いんだろう…。
こんな疑問を解決します。
・スマホ代を安くする前に自分のスマホの使い方を把握しよう
・スマホ代を安くするならプランを見直すべし
・スマホ代を安くするなら不要なオプションを外すべし
・スマホ代を安くするなら格安SIMに変えるのが早い【結論】
実は、スマホ利用者の多くは必要以上の月額料金を払っており、大きく損をしているのが現状です。
例えば、「データ通信量は月々3GBあれば足りる」という人が「月々50GBの大容量プラン」を契約しているなど。

なんでそんなことになっているの?

それは、現在の自分自身のスマホの使い方を把握しておらず、自分の使い方に合わないプランを選んでいるからだよ。
結論、スマホ代を安くするなら無駄な部分をとことん省きましょう!
ここでいう「無駄な部分」は以下。
✅ 余分な「データ通信量」
✅ 余分な「通話オプション」
✅ 余分な「その他のオプション」
本記事では、自分自身のスマホの使い方を再確認してムダを省き、スマホ代を安く使うための基礎知識をわかりやすく解説させていただきますので、ぜひ参考にしていただければなと思います。

スマホ代を安くする前に自分のスマホの使い方を把握しておこう!

ストレスなくスマホ代を安くするためには、「自分のスマホの使い方に合ったプランを選ぶ」ことが大事です。
注意してほしいのは、「スマホ代を安くする」という目的だけであれば、どこかの格安SIM会社の500MBとかの超小容量プランを選べば済む話だということ…。
ただ、その選び方では「全然データ容量が足りなくて、スマホが使い物にならない」などという事態になりかねませんよね…。
そういった事態を防ぐために、はじめに自分がどういったスマホの使い方をしているのかの確認が必要なのです!
また、ここでいう「スマホの使い方」というのは以下を表します。
- 月々どのくらいのデータ通信量を使っているか
- 月々どのくらいの通話料がかかっているか
上記のことは、いずれも現在使っている携帯会社のマイページで確認することが可能。
※ 確認するためには各自で設定したID・パスワードが必要なので注意しましょう。
マイページでは、自分の月々使っているデータ容量(パケット量)や通話料、契約しているプランなども確認できるので、自分のスマホの使い方を把握するために絶対に確認しておきましょう。

もし「マイページをみてもよくわからない」といった方は、家電量販店のケータイコーナーで調べてもらうこともできるので安心してくださいね!
スマホ代を安くするならプランを見直そう!

さて、「自分のスマホの使い方」がわかったところで、まず見直すべきは「スマホのプラン」です。
スマホのプラン
- データ通信量(パケット)
- 通話オプション

以下で解説していきますね。
スマホ代を安くするために「データ通信量」を見直す

データ通信量をあまり使っていないのに料金が高かった…。
こういった方は、今すぐプランを見直すべきです。
理由は、以下の可能性があるから。
- 長年プランを変えていない
- 自宅にWi-Fiを入れたのにプランが大容量のまま
- 契約時に予想していたよりも使っていない
データプランを見直すことによる節約期待度:
1,000円~3,000円
長年プランを変えていない
「長年プランを見直していない」という方は、「大手携帯会社でスマホを使っている人」に多く見られます。
【例】2年~3年ほどソフトバンクでプランを変えていない場合
✅ 旧プラン
5分かけ放題(スマ放題ライト)+ギガモンスター(20GB)+WEB使用料
1,700円+6,000円+300円
=8,000円
※ここから家族割で最大540円値引き(最安7,460円)
✅ 新プラン
5分かけ放題+メリハリプラン(50GB+)
800円+7,480円
=8,280円
※ここから家族割(最大2,000円値引き)+ネットのセット割(1,000円)=最安5,280円
上記の金額はほんの一例で、実際には「家族割」や「そのほかの割引額」によっても変わります。
「確実にオトクになる!」とは言えませんが、条件によっては「月々20GB(7,460円)」から「月々50GB(5,280円)」へ変わるように、圧倒的にお得になることもあるので要チェック!

プランを変えるだけで「使い勝手が良くなって料金が安くなる」なら変えない理由はないですよね!
自宅にWi-Fiを入れたのにプランが大容量のまま
「Wi-Fiがなかった頃に大容量プランを契約した方」がWi-Fiを入れた後もプランを変えずにそのまま使っている
こういった方は結構います。
【例】auでWi-Fi環境を入れた後でもプラン変更していない場合
Wi-Fi環境をいれて月々3GBほどで足りるようになったと仮定します。
✅ Wi-Fiを入れる前
auフラットプラン20シンプル(20GB)
=5,000円(光値引きあり)
✅ Wi-Fiを入れた後
ピタットプラン4G LTE(1~4GB時)
=3,980円(光値引きのみ)
=2,980円(光割+家族割3人以上時)
上記のようなパターンはぶっちゃけかなり多いです。
大手携帯会社の低容量プランは現在、データを使ったら使った分だけ料金の上がる「段階性のプラン」しかありません。
※ 一部例外アリ

「低容量プランだと不安だからプランをそのままにしている」という方もいますが、実際にはそこまで使っていない場合がほとんどなので、無駄は省きましょう!
ちなみに、auの「段階性のプラン」の最大時(7GB)の料金は4,480円(光割+家族割3人以上の場合)。

段階性の一番上でも、大容量プランより安く使えるなら、そこまでリスクなくプランを変えられるかと…!
契約時に予想していたよりもデータを使っていない
以前契約したときに、「どのくらいのデータ通信量を使うか分からないから」といって念のために大容量プランを契約した
こういった方もよく見受けられます。
実際にスマホを使ってみたら「予想よりもデータ通信量を使っていない」にも関わらず、プランを変えていない人がいるのが現状です。
こういった方は一度プランを見直してみましょう!
スマホ代を安くするために「通話オプション」を見直す
料金プランを見直したところで、次は通話オプションを見直しましょう!
あなたは自分がどのくらい通話料がかかっているかを把握していますか?
通話時間を把握していないと、「通話料金だけで2000円~3000円ぐらいかかっている」なんてこともよくある話なので、要チェックすべし!
通話料を見直すことによる節約期待度:
500円~1,500円程度
通話料で損をしているのは以下のパターンです。
- そこそこ通話をすることがあるのに通話オプションに加入していない
- 長電話はほとんどしないのに24時間かけ放題オプションに入っている
通話オプションに加入していないパターン
実際には通話をちょくちょくするのに、通話オプションに加入していない方は意外と多いです。
通話は通常、30秒ごとに20円かかる
通話オプションは次の通り。
- 1回5分以内かけ放題=700円
- 24時間かけ放題=1,700円

以下で比較してみますね。
- 700円=通常の通話「17分30秒」ぶん
- 1,700円=通常の通話「42分30秒」ぶん
短い通話をちょくちょくしていれば1ヵ月で17分はあっという間に超えてしまうので、そういった方は通話頻度や通話時間に合わせて通話オプションをつけたほうがお得!
24時間かけ放題に加入しているパターン
あまり通話していないのに、「念のため」と言って24時間かけ放題に加入している人もいます。
正直、このパターンはかなりもったいないです!
5分以内のかけ放題と24時間のかけ放題では月々1,000円も違います。
あまり使っていない通話に余分に1,000円も払うのは結果的に大きく損をしている可能性が高いので見直しましょうね!
スマホ代を安くするなら不要なオプションがついていないかを確認しよう!

お店でスマホを契約する際に、いくつかのオプションを案内されることがあるかと思います。
加入したオプションの中に、今は使っていないものや実際にいらないオプションがないかしっかり確認しましょう!
不要なオプションを外すことによる節約期待度:
300円~1,000円程度
代表的なオプションは以下です。
auの代表的なオプション
- 電話基本パック
- テザリングオプション
- 故障紛失サポート(スマホの保証)
- auスマートパスプレミアム
などなど
ドコモの代表的なオプション
- いちおしパック
- あんしんパック
- dTV
- dアニメストア
- ドコモサービスパック(セキュリティや保証など)
などなど
ソフトバンクの代表的なオプション
- 基本パック
- あんしん保証パック(スマホの保証)
- とく放題
などなど
オプション代金は基本的に、300円~500円ぐらいかかるのがほとんどなので、無駄な部分はどんどん省いていきましょう!
スマホ代を安くするなら格安SIMに変えるのが一番早い【結論】

ここまでは、携帯会社を変えずにスマホ代金を安くする方法を説明させていただきました。
しかし、上記で説明した節約方法は「劇的にスマホ代を安くできる」ことは正直多くはないんですよね…。
結論から言いますと、スマホ代を劇的に安くするなら「格安SIM」に変えるべきです!
理由は、大手携帯会社にはない小・中容量の定額プランを格安で使うことができるから。
格安SIMに変えたあとの節約期待度:
1,000円~5,000円程度
大手携帯会社(au、ドコモ、ソフトバンク)の料金プラン
データを使った分だけ料金が上がる「段階性のプラン」と「大容量プラン」の2種類
目安の料金は以下。
✅ 段階性のプランだと、1GB以下で抑えた最安時でも月々2,000円ほど
✅ 段階性のプランで3GB~5GBだと3,000円~5,000円ほど
✅ 大容量プランだと月々5,000円以上

1GB以下に抑えた最安でも2,000円ほどかー…。

大体の人は1GBは超えるから、3,000円以上かかっている方がほとんどなんだよねー…。
しかし、格安SIMなら「小・中容量の定額プラン」を格安で提供しているので、よりお得になります。
以下に例を挙げておきます。
・UQモバイル(3GB)=1,980円
・ワイモバイル(3GB)=2,680円
・BIGLOBEモバイル(3GB)=1,600円
・mineoAプラン(3GB)=1,510円
・OCNモバイルONE(10GB)=2,880円
・LINEモバイル(6GB)=2,200円
・楽天モバイル(無制限or5GB)=2,980円
などなど
大手携帯会社では格安SIMのようなプラン自体が存在しないので、物理的にここまで安くなりません。
※ 一部例外で、割引等で大手携帯会社でも安く使っている人もいますが、そういった方はあまり多くはないです。

自分にとって最適で最安な料金プランを選びたい!
そういった方は、格安SIMの料金プランを選択肢に入れることは必須なので要チェックすべし!
おすすめの格安SIMは以下を参照
>>>【2020年】格安SIMを選ぶ基準は?現役販売員がガチでおすすめする格安SIM3選
まとめ

以上、今回は【本質】スマホ代を安くするにはどんな方法がある?現役販売員が徹底解説!をご紹介させていただきました。
最後に内容をまとめておきます。
スマホ代を安くするなら無駄をとことん省け!
- 余分なデータ通信量
- 余分な通話料金
- 使っていないオプション費用
劇的にスマホ代を安くするなら格安SIMを使うべし!
- 格安SIMには大手にはない「小・中容量の定額プラン」がある
- そもそも大手よりもベースとなる基本プランの料金が安い
「格安SIMについてまだあまりよく分からない!」といった方は以下の記事を参照
>>>【超基礎編】格安SIMってなに?知識ゼロでも理解できるよう販売員が徹底解説!
今回は以上です。
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