
「格安SIM初心者にはワイモバイルがおすすめ!」ってよく聞くけど、ワイモバイルって実際どんな会社なの?
サービスの全体的な特徴を知りたい!
こんな疑問を解決いたします。
・ワイモバイルの会社の特徴
・ワイモバイルのサービス概要
・ワイモバイルの4つのデメリット
・ワイモバイルの7つのメリット
ワイモバイルは、格安料金で大手並みの通信品質・サポートを提供している唯一の会社です。
格安SIMと大手携帯会社の中間にあたる携帯会社なので、万人受けしやすいのが特徴ですね。
料金面(安い順)
格安SIM>ワイモバイル>大手
サポート面(手厚い順)
大手>ワイモバイル>格安SIM
通信速度(安定している順)
大手≧ワイモバイル>格安SIM

まさにバランスのいい位置づけ。とりあえずケータイ会社選びで迷ったらワイモバイルを選べばOKって感じですね。
ぶっちゃけ上記の強みは、au回線を利用している「UQモバイル」とも似たような特徴。
気になる方は、以下の比較記事を参照にしてみてください!
ワイモバイルのメリット・デメリットだけ先にまとめておきますね!
ワイモバイルのリアルな口コミ・評判は、以下の記事を参照に。
>>【デメリットあり】ワイモバイルの口コミ・評判を現役販売員がレビュー!

ワイモバイルとは?【結論:ソフトバンクのサブブランド】

初めに、ワイモバイルは格安SIMと認識されがちですが、実は少し違います。
ワイモバイルは「ソフトバンク」と同じグループ会社。
つまり、ソフトバンクのサブブランド的ポジションに位置づけされます。
そもそも格安SIM会社は、「大手携帯会社の通信回線設備を借りている」のはご存じでしょうか?
格安SIM会社は基本的に「借りている通信回線」なので、お昼などの回線が混雑する時間帯になると速度が遅くなります。
しかし、ワイモバイルは回線を借りておらず、「ソフトバンクと同じ自社回線」で通信をおこなっている会社なので、「混雑時に速度が遅くなる」というデメリットがありません!

ワイモバイルは格安SIMというよりかは「ソフトバンクの格安部門」というイメージのほうが正しいかと思われます。
- ソフトバンクと同じ通信速度
- ヤフー関連サービスの恩恵を受けれる
- 全国4,000店舗以上
- 料金は、格安SIM>ワイモバイル>ソフトバンクの順で安い
Y!mobile(ワイモバイル)の料金プラン

ワイモバイルの料金プランは以下です。
プラン | Sプラン | Mプラン | Lプラン |
月額料金※1 | 2,178円(税込) | 3,278円(税込) | 4,158円(税込) |
データ通信量※2 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 |
通信制限後の最大速度 | 300kbps | 1Mbps | |
通話オプション | ・10分/回かけ放題=770円/月 ・24時間かけ放題=1,870円/月 |
||
最低利用期間 | 最低利用期間・解約金なし |

ほー!プラン自体はすごくシンプルなんだね!

そうだね。
シンプルなプランだから、自分が月々使用している「データ通信量」や「通話量」さえわかれば無駄のないプラン選びができるね!
また、ワイモバイルはここから割引やキャンペーンでおトクに使えます。
※1 月額料金
上記の基本料金から割引が入ります。
✅ 家族割
=2回線目以降の各基本プランから永年-1,188円割引
✅ おうち割光セット
=対象の固定通信サービスとセットでの利用で、固定回線1契約につき1回線永年-1,188円割引
※家族割とおうち割の割引併用は不可
✅ 学割(5~18歳)※2021年5/31まで
=MまたはLプランのみが対象で、加入月の翌月~13カ月の間-1,100円割引
家族割とおうち割光セットの割引併用はできないので、両方の条件を満たしている方は以下のようになります。

割引後の価格は以下の表ですね。
Sプラン(3GB) | Mプラン(15GB) | Lプラン(25GB) |
2,178円(税込) | 3,278円(税込) | 4,158円(税込) |
☆家族割・おうち割光セット☆ | ||
△1,188円(税込) | ||
990円(税込) | 2,090円(税込) | 2,970円(税込) |
☆学割適用☆ | ||
適用なし | △1,100円(税込) | |
990円(税込) | 990円(税込) | 1,870円(税込) |
ちなみに、学割期間中(2021年5/31まで)に家族もみんなでお申込みすると、学生だけでなく、家族全員が学割の割引対象になります。
例えば、
・夫婦2人はソフトバンクを利用中
・今回は子供のスマホをワイモバイルで新規契約する予定
のような状況。
こういった場合、夫婦も一緒にワイモバイルへお乗り換えすることで、家族全員が学割キャンペーン(1年間1,100円の割引)の対象になるわけですね。

めちゃくちゃお得ですよ♪
※2 データ通信量
ワイモバイルは、新規契約または契約変更で月額500円の「データ増量オプション」が1年間無料で利用可能。
増量後のデータ量は次のとおり。
✅ シンプルS
=3GB→4GB
✅ シンプルM
=15GB→18GB
✅ シンプルL
=25GB→28GB

1年過ぎたら「データ増量オプション」のオプション料金500円はふつうにかかってしまうので、注意!
使わない方はオプションを外せばOK。
Y!mobile(ワイモバイル)の4つのデメリット

まずは、ワイモバイルの「デメリット」から紹介します。
ワイモバイルを検討中の方は、以下で紹介するデメリットを認識していないと、「契約後に後悔してしまう」なんてことになりかねません。
- 格安SIMの中では料金が割高
- データ超大容量プランがない【最大25GB/月】
- データ繰り越し・節約モードがない
- 一部のハイエンド機種を扱っていない【iPhoneはついに扱い始めた!】
逆に、上記のデメリットが大丈夫な人であれば、携帯会社選びの「大きな候補」になってくるんじゃないかな…。と個人的には思います。
あとで紹介していく「メリット」の部分がかなり大きいので…!

では順に見ていきましょう!
【デメリット1】ワイモバイルの料金=格安SIMの中では割高
結論から言いますと、ワイモバイルは格安SIMの中では料金は割高です。
ワイモバイルは、最小プランの基本料金が2,178円(税込)からでそこから割引が入るという料金形態
ぶっちゃけ、他の格安SIM会社の中には「割引なしの基本料金で2000円以内に収まる」という会社は数多くあるんですよね。
なので、とことん最安で使いたいという方は他の格安SIM会社のほうがおすすめかもしれません。
とはいえ、あくまでもワイモバイルの強みは「サービスや通信回線の質を落とさずに大手よりも安く使える」こと。
・スマホについてあまり知識がない方
・店舗サポートがないと不安な方
・通信速度が遅くなると困る方
上記のような人でも安心して使うための「保証」がある分、他の格安SIMよりも「500円~1,200円」ほど高くなると思ってください。
また、「家族割」・「おうち割光セット」・「学割」などの各種割引を併用できる方であれば、他の格安SIMとも料金面でいい勝負ができるでしょう。

料金だけでなく、サポートや通信速度、割引などの総合的な評価で決めるべし!
【デメリット2】ワイモバイルは超大容量プランがない【最大25GB/月】
ワイモバイルには大手携帯会社にあるような「データ超大容量プラン」というものがありません。
最大でデータ25GB/月(シンプルL)

普段Wi-Fi環境がないもとでインターネットや動画をたくさん使う人だと、データ通信量が足りなくなるかも…。
とはいえ、データ通信量を25GB以上使っている方は意外と少ないです。
「総務省」の調査によると、なんと8割近くのスマホ利用者が、「月々10GB未満」のデータ通信量で足りているという結果が出ています!
出典:総務省より
また、ワイモバイルのデータ15GB以上(MまたはL)のプランであれば、データ通信量を使い切った後でも最大で1Mbpsという通信速度が出ます。
1Mbpsもの通信速度が出れば「動画」は少し厳しいですが、「ネット検索」や「LINE」などであれば問題なく使えます。

利用するサービスによっては、多少データが足りなくてもワイモバイルのLプランで十分ですね。
【デメリット3】ワイモバイルはデータ繰り越し・節約モードがない
ワイモバイルには、データ繰り越し・節約機能がありません。

月々のデータ通信量をうまくやりくりしたい方は要チェックですよ!
✔ データ繰り越し機能

「データ繰り越し機能」とは、当月中に使わずに余ったデータ通信量を翌月に繰り越すことができる機能。

例えば、3GB/月の契約をしている人がその月に2GBしか使わなかった場合、余った1GBはその次の月に繰り越されます。
つまり、翌月は3GB/月ではなく4GB/月使うことが可能!
✔ データ節約モード

「データ節約機能」とは、データ通信速度を「低速」へと切り替えることで、データ消費をせずに通信を行うことができる機能。
「LINE」や「インターネット検索」程度の作業であれば、低速通信でも十分に行うことができるので、速度切り替えによってデータを節約できます。
以上の2つ、「データ繰り越し機能」と「データ節約モード」がワイモバイルでは使えないので注意!
【デメリット4】ワイモバイルは一部のハイエンド機種を扱っていない【iPhoneは扱いだした!】
ワイモバイルは月々の料金が安く、サポートも充実していますが、大手携帯会社にあるような一部の「ハイエンド機種」をあまり扱っていません。

ハイエンド機種ってなんのこと?

簡単に言うと、「性能の高いハイスペックな機種」のこと。
10万円近くするような機種とかいい例ですね!
例えば、今までのiPhoneシリーズを例にすると、大手携帯会社では最新の「iPhone11」を扱っていますが、ワイモバイルでは「iPhone7」が限界!みたいな感じ。
しかし実は最近、こういった「ハイエンド機種を扱わない」という傾向がなくなってきています。
というのも、ついに2021年2月にワイモバイルでも「iPhone12」を取り扱いをするようになりました!

ちなみに、同時期に発売している大手の最新機種も、「iPhone12」
さすがにAndroidスマホに関しては、まだ最新のハイエンド機種の取り扱いはありませんが、iPhoneで徐々に取り扱いを始めているのは大きな成長!
新規契約やお乗り換えの際に、直接ワイモバイルで購入できる機種の選択肢が増えるのはうれしいですよね。
また、「取り扱いのない機種」でワイモバイルのプランを使いたい!という人は以下の方法がありますので参考にしてください。
✅ 大手携帯会社で最新機種に機種変更してから、手に入れた機種を使って「ワイモバイルのSIMのみ」の契約をする
✅ SIMフリーの機種を購入してからその機種をもって「ワイモバイルのSIMのみ」契約をする
ただし、上記の方法を利用して、こだわりの機種をワイモバイルで使うには、「SIMカード」についての基礎知識が必須です。
「SIM」についてまだよくわからないという方は、以下の記事を参考にしてください。
>>>知らないと損!?SIMとはなにかをわかりやすく徹底解説
Y!mobile(ワイモバイル)の7つのメリット

ワイモバイルを選ぶ理由は、以下の7つのメリットにあります。
- 格安SIMの中で通信速度の安定性がトップクラス!
- 大手携帯会社と同等のサポートが受けられる
- ヤフー関連のキャンペーンを受けられる
- キャリアメールアドレスが使える
- LINEアプリの年齢認証機能が使える
- 24時間かけ放題が使える
- ソフトバンクの固定回線とセットで安くなる

他の格安SIMにはない大きなメリットが多いので、要チェックすべし!
【メリット1】ワイモバイルの通信速度は格安SIMでトップクラス!【ソフトバンクとほぼ同じ】
結論から言うと、ワイモバイルは格安SIMの中でトップクラスの通信速度があります。
理由は、ワイモバイルはソフトバンクと同じ回線(自社回線)を使っているから。
格安SIMを提供している会社のほとんどは、自社で回線を持っておらず、大手携帯会社の通信回線を借りています。

借りている回線なので、「混雑時には速度が遅い」または「通信が安定しない」なんてことがあるんですよね…。
しかし、ワイモバイルにはそういったデメリットがなく、ソフトバンクとほぼ同じ感覚でスマホを使えちゃいます!
料金は安くしたいけれど、通信速度が遅いのは嫌だ
こういった方は、とりあえずワイモバイルを選べば困らないんじゃないかな…。と個人的には強く思いますね。
ただし、
・そもそもソフトバンクの電波が弱い地域に住んでいる
・現在ソフトバンクを使っていて、速度に不満がある
といった方だと、ワイモバイルに不満が出てくる可能性はあるので注意ですよ!

ソフトバンクの回線を使っているからですね(笑)
もはや、「ソフトバンク=ワイモバイル」っていう認識でOKです!
【メリット2】ワイモバイルは大手と同等のサポートを受けられる
ワイモバイルは全国に店舗を展開しております。
店舗数はまだ大手携帯会社よりは若干少ないかと思いますが、全国で約4000店舗ほどあります。
つまり、困ったときに直接対面で相談しやすいのがポイント。
ちなみに、格安SIM会社の多くは店舗を展開していません。

「分からないこと」・「困ったこと」があっても、店舗で相談できないんですよね…。
チャットや電話サポートで解決できる方ならそれでもOKですが、たとえばスマホが故障してしまっていたらどうでしょうか。
✅ 契約後のアフターフォローが必要な方
✅ 対面での契約じゃなければ不安という方
✅ 「もしも」の時に頼れる窓口が欲しい方
こういった、大手携帯会社にあるような「安心感」が欲しい方。
ワイモバイルなら、ほぼ同等のサポートを受けれます!

スマホの知識がなくて不安な人でも、ワイモバイルなら安心!
【メリット3】ヤフー関連のキャンペーンを受けられる

ワイモバイルを契約すると、他の格安SIMと比べて何かお得なことはあるの?

あるよ!
ワイモバイルを契約すると、Yahoo!プレミアムというサービスが無料で使えるんだ。
Yahoo!Japan(ヤフージャパン)が提供している月額508円(税込)の有料会員サービスのこと。
Yahoo!プレミアムの代表的なメリットは次の通り。
- PayPayポイントの還元率がかなり優遇される
- 「Yahoo!ショッピング」や「ロハコ」、「PayPayモール」で、いつでも対象金額の最大3%戻ってくる!
- ヤフオク!の機能が無制限に使える
- 雑誌110誌、マンガ13,000冊以上がすべて読み放題!!
- プロ野球パ・リーグや国内バスケットボールの試合を視聴可能
正直、「PayPayを多く利用される方」や「ヤフーショッピング」でお買い物をされる方ならばかなりお得になります。

格安で料金プランを使えるのに、こういったお得なサービスが無料で使えるのはとてもありがたいですよね!
【メリット4】キャリアメールアドレスが使える
格安SIMのほとんどは、キャリアメールをつかうことができません。
✔ au→ @ezweb.ne.jp
✔ NTTドコモ→ @dokomo.ne.jp
✔ ソフトバンク→ @softbank.ne.jp
しかし、ワイモバイルは「@ymobile.ne.jp」というキャリアメールアドレスを「無料」で使うことができます。

正直、キャリアメールがなくても、「Gmail」などのフリーメールがあればコト足りる場合がほとんどです。
とはいえ、仕事関係などでどうしても必要な人にとっては嬉しいですよね♪
【メリット5】LINEアプリの年齢認証機能が使える
ワイモバイルは、大手携帯会社と同じようにLINEアプリの年齢認証機能が使えます。
LINEアプリにおいて、IDや電話番号でアカウントを検索するために事前に必要になる機能。
この機能があることによって18歳未満のユーザーがトラブルに巻き込まれるのを防げます。
「LINEアプリの年齢認証機能が使えない」ということは、IDや電話番号で友達を検索することができないということ。

遠方の方とLINEの友達になりたいときに気軽に検索ができなくて不便になることもありますよね…。
格安SIM会社のほとんどは、LINEアプリの年齢認証機能が使えません。
しかし、ワイモバイルはこの年齢認証機能を使うことができるので安心ですね!
【メリット6】24時間かけ放題が選べる
ワイモバイルには24時間かけ放題オプションがあります。
現在、大手携帯会社(au、ドコモ、ソフトバンク)を使っている人からすれば、「24時間かけ放題」を選べることは当たり前の感覚。
しかし、実は格安SIM会社の中には、24時間かけ放題オプションのない会社もたくさんあります。
格安SIMを検討している人で、以下に当てはまる場合は要注意が必要。
- 仕事の都合上、長い電話をよくする方
- 電話で知り合いとつい長電話をしてしまうことが多いという方

上記のような方は特に「24時間かけ放題オプション」があるかどうかはかなり重要になってきますね!
【メリット7】ソフトバンクのインターネットとセットでよりお得になる
ワイモバイルは、ソフトバンクが提供している固定のインターネットサービスと併用することで、月々の料金から割引が入ります。
割引額は、固定回線1契約につき1回線分のスマホ代から毎月-1,188円(税込)割引を永年適用
代表的な対象のインターネットサービスは以下。

「SoftBank光」は聞いたことあるけど、「SoftBank Air」ってなに?

ソフトバンクが提供している、「工事」をせずにコンセントにさすだけですぐに使える置き型のWi-Fiサービスのことだよ。
「SoftBank Air」は、工事なしで使えるWi-Fiの中では唯一データ完全無制限で使えるサービス。
こういったソフトバンク関連のサービスの恩恵を受けられるのはありがたいですね。
まとめ

ここまで、ワイモバイルの特徴やメリット・デメリットについて紹介させていただきました。
まとめると、ワイモバイルは「通信やサービスの質を落とさずに大手よりも安く使いたい」という方におすすめ。
料金面(安い順)
格安SIM>ワイモバイル>大手
サポート面(手厚い順)
大手>ワイモバイル>格安SIM
通信速度(安定している順)
大手≧ワイモバイル>格安SIM
「料金+サービス+通信速度」のバランスがここまで取れている会社は他にないかと思うので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。
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